東北大学大学院歯学研究科と宮城県歯科医師会は、東日本大震災後に懸念される口腔保健状態の悪化を予防と共に、子どのもたち全員の歯科保健に対する気付きを促すことを目指し、平成23年度8月に『歯科保健推進リーフレットNo.1』を制作して宮城県下の小中学校に配布致しました。
この口腔保健啓発事業は、平成23年度の文部科学省復興教育支援事業に採択され、継続して事業の実施が可能となりました。本事業では、宮城県内の乳幼児、小学校、中学校に在籍する児童・生徒たちに、リーフレットで歯科保健推進を啓発します。『歯科保健推進リーフレットNo.2』は、平成24年6月に宮城県下の小中学校・自治体(乳幼児対象分)に配布致しました。『歯科保健推進リーフレットNo.3』は、平成24年10月に配布いたしました。歯科保健推進活動にご活用していただければ幸いです。
本事業の実施に多大なご協力をいただきました、宮城県歯科医師会、宮城県教育庁の皆様に心から御礼を申し上げると共に、子どもたちの健康に寄り添う現場の先生方や関係者の皆様の頑張りに心から敬意を表したいと思います。
復興教育支援事業委員会
委員長 小関 健由(予防歯科学分野教授)